【くまのてブログ~高い志の下に身体を紐解きます~】:ヤノマミ

 

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ヤノマミ

ヤノマミ

”ヤノマミ”
それは人間という意味
”ナプ”
ヤノマミ以外の人間or人間以下

アマゾンの最深部に“最後の石器人”と呼ばれているヤノマミ族という部族がいる。現在、ヤノマミ族は2万人。40~200人で一つの集団を作り、ブラジルとベネズエラにまたがる広大なジャングルに分散して暮らしている。
そのなかでも、昔からの風習・文化を守り続けている部族が”ワトリキ”である。

この本は著者が150日にも及び、ともに暮らしたノンフィクションである。


そのヤノマミが次第に文明に触れていく様子。

風習・文化を守り抜いていく様子。

現代の自分の生活・価値観とはかけ離れた様子。

が描かれている。


常に生と死と隣り合わせであり。

生まれたばかりの子供は人間ではなく、《人間として育てるか・精霊として土にかえす》生まれたばかりの子供を殺すも生かすも母親次第なのである。
へその緒がつながっている子供を自分自身の手で絞殺し、白蟻の巣にいれ精霊として還す。

そこには、その母親にしか分からない感情なのか?感覚なのか?無心で行われる事なのか?
現代の社会では考えられない事が行われている。
自分自身の子供を手に掛ける事件がよくあるが、もしかしたらそこには、なにか人間に隠された暴力性と無垢性があるのではないか。と思ってしまう。

現代文明でも、自分の子に手をかける事件も大抵、母親である。
絶対にわからない感覚。

その瞬間はなにも考えてないんだろうか。

自分の子として受け入れられない感覚。そこに犯罪という重い罪が与えられる現代。

でも、ヤノマミで平気でそれが生まれた瞬間に行われる。(精霊か人間か選別される)
人間として育てられた子は愛情を持って育てられる。

自分の子を見捨てる猿・自分の産んだ卵を割る鳥・子育てを放棄する動物

ある著書で、子育ては本能ではなく、環境や習慣で身に付くものであって元々持っているものではないという事を聞いたことがある。


あともう一つヤノマミ族が文明と触れていく様子が描かれている。

1970年代!?くらいは石器を使っていた?
その後、ナイフがはいり
石鹸・服・サッカーボール・塩・本・映画・パソコンに触れていく、

そして現代の医療に触れる。

その土地には、ウイルスに対する抗体を持っていない。

何人もの人何個もの集落が文明に触れ、病気を持ちこまれ滅びている。

あるワトリキの住民が病気に罹った。

もちろん、その地の長老たちは、文明に頼る事をしない。

しかし病はひどくなる一方。

文明に興味をもつ若者は文明の医療に頼ることに。

その後、病は治り元気を取り戻した。


一見いい風にもとらえることはできるかもしれない。

ヤノマミにとって知ることで、得るものもあれば、失っていく風習・文化の方が大きい。



なんか、なんとも言えない心に残る一冊でした。

ヤノマミヤノマミ
(2010/03/20)
国分 拓

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